日本史上初めての事態!敗戦とアメリカ占領下の時代

1945年8月6日に広島、8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、たったその2投で30万人近くの命が奪われたと言われています。その数日前にはポツダム宣言が出され、既に日本の同盟国は終戦を決意し、日本も壊滅的な被害を受けていた為、駄目押し的な攻撃でした。8月15日には、「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」で有名な天皇化からの玉音放送が流れ、敗戦が決定したことが全国的に知れ渡ったのでした。しかし、海外や、地方の戦地ではその終戦を知らなかった人も多く、現在の北方領土では、ソビエト侵攻に応戦し、8月23日まで局地戦は続いていました。

中国の満州国などでは敗戦と同時に中国共産党やソビエト兵が襲い、数千人の一般日本人が殺され、そこからの帰国は熾烈を極めました。敗戦と言っても既に当七時亜諸国を占領下に治め、街や村まで作っていた地域では、そう簡単に引き上げる事も出来なき状況があったのです。特に中国では状況が厳しく、家族と離ればなれになり、子供だけ取り残されるような事態はも発生し、中国残留孤児として、敗戦後何十年もして生存が確認できた例も少なくありませんでした。

国土は空襲・爆弾投下により焼け野原となり、若者は戦地で奪われた日本は正に壊滅的な状況下に有ったのです。ここから数年は食べるものも無く、戦地から帰ってくるかわからない家族を待ち、また戻ってきても仕事も食う当てもないという絶望的な時代でした。ようやく落ち着きをとり戻すのは東京裁判により、当時の軍事体制の主だった連中に判決が下され、新しい政権が動き始めてからではないでしょうか。

日本史を遡ってみても、日本に海外から侵攻や占領を受けた経験は一度も無かったと言える非常に稀な国でした。もちろんこれはアジア大陸の端の島国という特殊条件がそうさせたのですが、その意味では非常に恵まれた国と言えるでしょう。しかし、この初めて経験が日本に与えた影響もまた大きかったと言えますし、それは悪い意味だけでなく良い意味で大きかったのです。愛国者からすると屈辱的な意味しか持たないかもしれませんが、一つの国が内側から大きく変わる事は非常に難しい事です。革命などが無ければ変わりませんし、日本はその革命も無かった国なのです。

その後日本が非常に民主的で、経済大国として現代の形になった事と、この敗戦・占領の経験は決して無縁ではないはずです。イラク戦争後のアメリカ介入でも言われている事ですが、日本の敗戦、占領後の政権はアメリカの世界戦略・アジア戦略を大いに盛り込んだ一つの戦略の中で行われています。つまりはアメリカにとって都合の良いようにできていると言っていいでしょう。であるにしても、この占領下でアメリカが潰しきった日本の悪しき伝統、例えば地主制廃止や財閥解体などが、日本人だけの力でできていたかは疑問符を付けざるを得ません。

アメリカが占領時代に行ったことは、農地改革、財閥解体など、それまでの日本の制度を徹底的に破壊して、新たな議会制による民主制度を設ける事でもありました。そしてそれには有る程度日本人の手によって作り上げる事が出来たことも事実なのです。明治から昭和初期までの民主主義は、まだ封建制時代の風習、権力構造が色濃く残るものでした。しかしそれを壊して作り直したきっかけがこの敗戦・占領なのでした。皮肉ではありますが、この戦争によって壊滅的な打撃を受けた日本ですが、壊滅的な打撃を外から受けなければ変えられなかったものが一つ変わったという事は確かでしょう。そこを深く認識してからまた1から国を造り上げていく熱に国中が集中していく事になるのでした。


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